ドメーヌビュイロン。ヌーヴォーのほうが美味しい生産者っているんだなぁ
ドメーヌビュイロン
ボージョレヌーヴォーの季節がやってきました。ヌーヴォーをあれこれ言う人も多いのですが、私としては楽しんだもの勝ちだし、美味しいヌーヴォーは存在するので、それを飲んで新酒の美味しさを楽しんだらOKなんじゃない?と思っております。
そして、もっとも最近で感銘を受けたのは ドメーヌビュイロンのボージョレヌーヴォーです。
ただ、今回はコロナの影響か入荷数が少なく、お客さま優先で自分の分をゲットできず・・・(でも、後日 お客さまのご自宅で一緒に飲む約束をしましたw)
だから、今夜はドメーヌビュイロンのヌーヴォーではなくて定番のボージョレ・ワインを飲むことにしました。
でも、これが予想外の大ハズレ・・でしたねぇ


最初から、ビオワインって感じの酸味を感じはしましたが、まー落ち着いてくるかな?と思って一杯目はなんとか飲みました。
しかし2杯目から「まめ臭」と言われるビオワインによくある不快臭が、どんどん強く感じるようになります。
※まめ臭(まめしゅう)・・だだちゃ豆みたいな、焦げ臭い様な独特の香りを、まめ臭と表現する事が多いそう。僕も表現に困っていたところ、自然派専門のインポーターの営業に「まめ臭」と教えてもらいました。たしかに「だだちゃ豆」を焦げ臭くした香りに似ています。
ビオワインには多かれ少なかれ、よく存在する香りなのですが、ワインとしてはあまり良い香りではありません。
なぜこんな風な香りが鼻をワインによくあるのかわからないが、酸化防止剤を嫌って入れていないのが問題じゃないのかな?と個人的には思っています。参加防止剤が「入っている」問題なのではなく「入れないことによる」発酵が進んでしまった問題です。
大抵この香りがすると、後口、つまり余韻が非常に悪くなります。
口の中を不快な香りで占拠されるので、ピタッとワインに手が伸びなくなります。
現に、大抵のワインを僕は、そんなに美味しくないなーと思っても、大抵は勿体ないので最後まで2,3日に分けて飲んでしまいますが、このワインだけは2日目が更にマメっぽい不快な香りが強くなり、飲んでいられなくなったので、途中で飲むのをやめてしまいました。
(料理酒にすることにしました。捨ててません。)
2500円ほどらするワインなので、庶民の僕にはそこそこ高価なに入ると思います
そしてもっと問題なのは、この生産者のヌーヴォーはとってもおいしいと言うことです。めちゃめちゃお勧めしています。
それなのに定番のワインは、かなり大ハズレ。結構これは衝撃でした。
だから想像するにやっぱり作ったときはとてもおいしいワインなんだと思います。でも日本に来ている間にワインの雑菌が何か動いて、このような不快な香りを生まれたと思います。
だから、so2の添加の量が少なすぎるのか?輸入元も生産者に 日本に到着した時のワインの状況を伝えたほうが良いかもしれません。(現地で味わっても同じだったら、仕入れしないだろうし)
好きな生産者なのでとても残念に思ったのですが、事前に私が試飲した事で、お客様に残念な思いをさせずに済んだ事は良かったと思っだと思いました。
自然派のワインと聞くとすごく良いことばかりと思いますが、ワインの状態がとにかく不安定なのは、とても困ったのです。これを自然だから仕方がないとは思いません。
ワインスクールに通っていた時に1万円以上のワインでも、結構状態の悪いワインが存在するのに衝撃を受けましたが、ワインに慣れてくるに従って、そんなものかも・・と慣れてしまっているのは業界人だけだと思います
一般ユーザーに状態が良いワインを届けるのが、私の使命だと思って・・明日もワイン飲もう〜〜と。
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